並行輸入は裁判所のお墨付き

並行輸入とは、国内である商品を販売する権利を持っている総代理店がある場合に、総代理店を経由せず、直接外国から商品を輸入することをいいます。
多くのブランドは、日本国内で商品を販売する権利を、代理店に独占的に与える契約を結んでいます。並行輸入とは、この代理店を通さないでブランド品を購入するため、手数料などの中間マージンが不要となります。従って、高額なブランド品であっても、市価よりも安い値段で買うことができるのです。
歴史を振り返って見ると、並行輸入とはどのような権利かについて、裁判で争われたこともありました。1970年に、本物のブランド品の並行輸入は内国商標権者すなわち国内総代理店の権利を侵害しないという裁判所の判断が示されています。
裁判所によって、適法であることが証明されたため、これ以降並行輸入を行う企業や個人が爆発的に増加していきました。今では、国内で未発表の商品を輸入したり、少しでも安く商品を買いたいという場合に利用されています。